ニッテレ債権回収会社と時効の援用

アビリオ債権回収会社の他にも、国内には様々な債権回収会社が存在します。
今回はそのうちの一つである、ニッテレ債権回収会社についてご紹介致します。

ニッテレ債権回収会社とは

ニッテレ債権回収会社は、法務大臣認定の債権回収業者で
サービサー（回収業者）で初のプライバシーマークを取得会社でもあり、個人情報の保護を意識しているため、債権者からの評判も良いと言われている会社です。
本社は東京都ですが、全国各地（札幌・仙台・名古屋・大阪・高松・福岡）に支店があります。

ニッテレ債権回収会社は、さまざまな会社から債権を買い取り・回収業務や委託された債権の管理回収の請求などを請け負っています。
主に、電話や郵便で連絡が取りづらい小口無担保の債権回収（例えば携帯や通販の未払い等）を得意としているようです。

 
ニッテレ債権回収会社の通知書の特徴として

「法的手続きの準備に入らざるを得ません」

「お客様の「未払内容」をご確認ください」
 
といった内容のものが多いようです。

クレジットカードのキャッシングやショッピング代金や携帯料金など長年滞納していると、このような書面が届く場合があります。

架空請求や詐欺なのではないか？

と戸惑い何も対処をしない方も多いと思われますが、ニッテレ債権回収会社は法務大臣から認定を受けたかなりの大手の債権回収会社ですから
何もせず、無視をしていると裁判を起こされてしまう場合があります。

無視をしたら裁判沙汰になる？

ニッテレ債権回収会社から通知書が届いたにも関わらず、何も対応せずに無視をすると裁判に訴えられる可能性があります。
通知書を出したにも関わらず借金を返さずに滞納したため、あなたは被告として債務の履行を求める裁判が行われるのです。

弁護士に依頼をせずに裁判に立つと、よっぽどのことがないと裁判に勝つことはありませんし
裁判所からの出願命令を無視してしまうとさらに相手側（ニッテレ債権回収会社）の主張が有利になります。

裁判に負けてしまうと、裁判所の差押え執行命令による強制的な差し押さえが行われます。これは連帯保証人の財産も差押対象になります。
金額も「滞納料金」だけではありません、「延滞金」「損害賠償金」などという形で高額な請求を求められることになるのです。
これでは、クレジットカードのキャッシングや、携帯料金滞納だけでは済まないことになりかねません。
このような事態を防ぐためには、なにも対処せずに放置するのではなく、専門家にきちんと相談をして処置をするべきです。

時効の援用に関する手続き・ご相談は、アヴァンスに

業界有数の時効の援用処理件数！多種多様な案件を扱っており、債権回収会社からの対応もバッチリサポート！
豊富な実績案件毎に担当の行政書士を設けるので、詳しい面談相談を応じます。日本全国どこでも対応可能！

アヴァンス行政書士法人の詳細情報はコチラ！

時効の援用 ―支払督促がきたら確認したいこと—

ニッテレから支払督促状が届いて、対応を考える前に、ご確認してほしいことがあります。
それは、ご自身の借金の最終支払日から５年以上経っているかどうか？ということを確認する必要があります。
もしも、期限の利益喪失日または借金の最終支払日から５年以上経っている場合は「消滅時効の援用」をできる可能性があります。

消滅時効の援用が可能な場合、支払い督促状が来てから２週間以内に異議申立書を提出すると、支払い督促の通知から通常訴訟に切り替わります。
そうなると、改めて裁判所から口頭弁論呼出状が届くので、同封されている答弁書に消滅時効の援用すると記載して提出してください。

口頭弁論呼出状に記載してある期日までに答弁書を記載しなかったり、異議を申し立てなかった場合は
時効期間が経過している場合でも、裁判に負けてしまう場合があります。

借金から５年以上経っている場合は消滅時効の援用を活用するべきです。
債務を取り扱う専門家に相談しますと、裁判所の手続きの代理ができますし、時効の中断事由がなければ専門家があなたの代理人として時効の援用を行うことができます。
 
裁判の手続きや督促状や催告状についての対応に不安がある場合は専門家にご相談ください。